代表あいさつ

当社のウェブサイトをご覧いただき、心より感謝申し上げます。

当社は、全国の一般送配電事業者(以下、「一送」)間の共通課題に取り組む送配電網協議会を母体として誕生しました。一送各社は、「災害に強い送配電網の構築」「カーボンニュートラルの実現に向けた再エネの大量導入を支える電力ネットワークの次世代化」を進めると同時に、一層のコスト低減に取り組んでおり、当社は、送配電事業における共通システムの開発や保守・運用等を一元化することを通じて、これら課題解決を推進する役割を担います。

当社が設立当初より事業化する『電力データ集約システム』では、プライバシーやセキュリティの確保を前提として、ご家庭等に設置されたスマートメーターから得られる電力データを活用することで、災害等緊急時の円滑な対応や平時における様々な社会課題の解決を実現することが期待されています。また、今後開発を進める『次期中給システム』は、各エリアの一送(沖縄電力を除く)が、それぞれに開発してきた中央給電指令所システムを共有化する、これまでに前例のないシステムです。

全国の一送各社から集まったエンジニア等で構成される当社は、それぞれが専門性を発揮しながら、ワンチームでこれらの社会要請に基づく新たな挑戦に臨んでいく所存です。安全で信頼性の高い送配電システムを提供し、社会の皆様の日常生活や産業活動をより豊かにしていくことに、力を尽くしてまいります。

大野 照男
送配電システムズ合同会社
ゼネラルマネージャー
大野 照男

注:2023年1月、送配電網協議会内に設置された「共通システム開発準備室」の業務を承継する形で、同年9月1日に一送10社の共同出資のもと設立。

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